1)タバコがやめられないお父様のために、禁煙外来を始めました。
タバコをやめなくてはと思いつつなかなか禁煙できないお父様はいらっしゃいませんか?
身体に悪いとわかりつつ、仕事が忙しくなるとつい一本、ストレスがかかるとつい一本、ほっと一息ついたときについ一本・・・やめるきっかけがつかめず苦労されていることと思います。夫が一日20本以上喫煙するときの妻の肺がん死亡率をご存知でしょうか?
なんと、夫が非喫煙者である場合を1としたときの1.91倍にもなるのです。また、お父様が喫煙者である場合、3歳児の喘息様気管支炎の発生率は100人中3人にもなるのです。喫煙されているお父様にもデメリットがあります。非喫煙者に比べ、肺がん4.5倍、
口腔、咽頭癌3.0倍、喉頭癌においてはなんと、32.5倍、その他、虚血性心疾患、クモ膜下出血などなど・・・。家族としてもだまってはいられませんね。
“もう20年もすっているからしょうがないよ、いまさら・・・”なんて声が聞こえてきそうですが、大丈夫!たとえば、肺がんを例にとると、禁煙を開始すると、4.5倍であった発生率は4年後に2.0、5-9年で1.6、10年後には1.4と確実に発生率は下がっていきます。コストもみてみると、1日2箱1年間で18万円(250円×2箱×356日)10年でざっと200万円弱かかっているのです。健康のために禁煙し、その分を貯金に回せたら、ご家族での海外旅行だって夢ではなくなります。
それより、何より、お父様がずっと元気でいられるのは、ご家族にとってもとても大事なことです。
禁煙が続かないのには、2つの理由があります。ひとつは心理的依存、もうひとつが身体的依存です。頑強な心がまえではじめても、後者のために、ニコチンを求めてしまうのです。この離脱症状が禁煙を難しくしている大きな要因です。
このニコチンからの離脱症状をニコチンパッチ(ニコチネルTTS)のサポートのもと、8週間かけて、禁煙にもっていきます。8週間の間、依存度をチェックし、どんなサポート体制が必要かを一緒に考え、相談にのり、ときとして励まし禁煙の成功に導くのが禁煙外来の役割と考えています。
8週間のうち初めてのとき、4週間後、更に2週間後、更に2週間後 一般的には4回受診していただきます。保険診療ではないので、一回3000円の受診費用がかかります。それとニコチネルTTSの代金、院内で処方するか、院外処方とするかで、多少料金は変わってきますが、約23000円(ニコチネルTTS30 が28枚、ニコチネルTTS20が14枚、ニコチネルTTS10が14枚 トータル56枚分)がかかります。
生涯にわたる健康とご家庭の経済効果を考慮し、ぜひトライしていただければと思います。
希望者には、タバコ依存度評価表を差し上げます。わずか、8項目の質問に答えるだけで、依存度のチェックができます。
尚、会社単位、企業単位あるいは10人ほどのグループで実行されたい方はご相談ください。価格や方法など相談に応じます。
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